-ブルーベリー摘みへ行ってきました!!-1年かけて素材を集めるシュトーレン(シュトレン)
こんにちは。小清水です。
1年かけて素材を集めるシュトーレンの中には、四万十で育つブルーベリーも入っています。
仕入れさせていただくブルーベリー農園に行ってきました。カゴノオトから10分ほど車で走ったところに農園があります。
ここは、観光農園もやっていらっしゃるので、摘み採り体験してきました。
この奥が農園です。細い道を抜けていきます。
↑こちらが農園です。横が田んぼでとても気持ちいい場所。
↓こちらが農園の奥様。「今日はよろしくお願いします。」
素敵な笑顔で出迎えてくださってます。
摘み採り体験とは、その場でどんどん採って食べていいというもの。うれしすぎです!!
早速、うちの小さい人も採り始めます。
「青いの採ってよー。赤はすっぱいよー。」教えると「あお?」と言いながら、ちゃんと熟しておいしそうなのばかりを採っています。すごいな。
ん?
ん?
ちょっと場所を移動しましょう。
さて。。
ここにある品種は約20種。全部で約350本の木があるんだそう。
20種も。ブルーベリーってたくさんの品種があるんですね。
よく見るとそれぞれの木になっているブルーベリーの大きさが違います。
今採れているのは、このブリジッタという品種。
大きい粒のブルーベリーがたくさん実をつけています。
ブルーベリーはすべてこうやってひとつずつ植わっています。
こうやって袋の中で育っているのは、どうしてだろうと聞いてみました。
「こうやってひとつひとつ植わっていた方が移動もしやすく、場所も変えられやすい。自分だけが収穫するなら、もっと間隔を狭くしたらいいんだけど、ここは、いろんな人が採るので、採りやすいように木と木の間隔を開けているんだ」
と教えてくださいました。
木と木の間隔が広いので、車イスの人も通りやすく摘み採り体験ができるので、定期的に車イスの方もいらっしゃっているんだそう。
またベビーカーでもそのまま入れるので、小さいお子さん連れの方もたくさんいらっしゃっているんだそうです。
いろんな方が採りやすいようにと植えていらっしゃるんですね。
ブルーベリーは、酸性土壌でないと育たないので酸性にする肥料を入れていくのだそう。
これだけは、人には任せられない。どうしても自分のやり方があるから。と剪定は一人でずっとやっていらっしゃるんだそう。
そして、上に伸びすぎないように採りやすいように木は大きくしない。
「でも、自分の背に合わせちゃって・・。僕は背が高いから(みんながとりやすいようにと)考えてやっているのに、結局小さい人は採りにくいという失敗も。」と笑いながら話してくださる。
確かに吉岡さんは、背が高い!!
「めずらしいブルーベリーもあるんだよ。いってみよう。」と、別の場所に案内してくれました。
かわいらしい。
これは、ブルーベリーの濃い青色にはならなくて、このほんわかな赤が熟している実なんだそう。
これは、小さい苗。2年くらい立ったものをこうやって植えている。その後、2、3年は、実をつけないように苗を大きくするんだそう。実をつけてしまうと実に栄養が行って、上に大きくならないんだそう。
ブルーベリーのことならいくらでもしゃべれると吉岡さんは、たくさんお話しを聞かせてくださいました。
いろんな品種のブルーベリーが食べられてお話しもたくさんうかがえてとっても楽しかったです。
吉岡さん。貴重なお時間をありがとうございました。
この吉岡さんのブルーベリーで仕込みしています。おいしくなるように大事に大事にシュトーレン仕込みしていきます。
ここは、6月から7月まで観光農園になっていてだれでも摘み採り体験ができます。中でブルーベリー食べることができて、お土産のブルーべりもあります。とってもたのしくておいしいです。
今日は、ありがとうございました。
住所:四万十町影野1033
電話:0880-22-8751 /090-7143-0410(吉岡)
期間:6月〜7月下旬
料金:大人1000円 小人500円
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1年かけて素材を集めるシュトーレン。
今年2019年のシュトーレンの仕込みは、柚子、干し芋、いちご、文旦、小夏が終わっています。
詳しくは以下をご覧ください!!
シュトーレン2019のご予約も承っております。
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ご注文フォームでシュトーレンを選択し、備考欄に2019年予約とお書き添えください。こちらからご予約完了メールを送らせていただきます。
ご予約いただいた方には、今年の仕込みの様子をメールマガジンでお送りしています。
おたのしみに!
小清水 緑
社会福祉士 精神保健福祉士 介護福祉士
神奈川県横須賀市出身
東京で障害を持つ人の施設でソーシャルワーカーとして働きながら、週に一度場所を借りて自分のカフェを展開していた。
2011年に東京より四万十に引越し2012年よりカゴノオトをはじめた。
障害を持つ人の施設で働いていた経験から、効率重視、大量生産ではなく、ゆっくりでもひとつひとつ丁寧に作りたいという思いでお菓子作りをしている。
2019年7月2日