1年かけて素材を集めるシュトーレン(シュトレン)2019-干し芋-
こんにちは。今年のクリスマスのシュトーレン準備始めています。
1月から3月のはじめくらいまで四万十は干し芋シーズン。畑の隅っこや庭などでお芋が干されています。
使うお芋は人参芋と言われる赤いさつまいも。
普通のさつまいもよりとても甘いのです。
高知では、干し芋のことを「ひがしやま」と言います。干菓子のように甘いから?土佐弁の古い方言から来ている?など諸説あるようですが、干し芋を「ひがしやま」というのは、高知と愛媛の一部らしいです。
お芋を何時間も茹でて、それを何日も乾燥させて作るとても手間のかかっているものです。
砂糖も何も使っていないのにお菓子のように甘く美味しく、小腹の空いた時にはかなり満たされます。
作る人によって、柔らかさが違うのも特徴で、きっと好みもいろいろでしょう。柔らかいのも美味しいし、硬いものは、噛めば噛むほど美味しいくて。私は、どちらも好きです。
さて。そんな干し芋を熟成させます。
ラム酒をヒタヒタに。
クリスマス前までラム酒にゆっくり漬かってもらっております。
2019年3月8日