シュトーレンの楽しみ方日誌7~シュトーレンにしゃべらせられる?~
こんにちは、前です。
クリスマスまであと78日。
今日もシュトーレンの楽しみ方についてお伝えしていきますね。
今日は「シュトーレンにしゃべらされる現象」についてです。。
って、よく分からないですよね。(汗)
シュトーレンは色んな種類があり、地域によって作り方も違えば伝わり方もさまざまです。
親から子へと伝わるレシピもあれば、修行先で学んだレシピもあって、人によって色んな作り方があります。
少し違うかもしれませんが(もしかするとだいぶ違うかも!(笑))日本に例えると正月のお雑煮のお餅の形が丸か四角か、中に入る具材もハマグリが入るのか、鶏肉が入るのか、岩のりが入るのか、汁は味噌仕立てか、すまし仕立てか、あんこ仕立てかなど、場所や歴史的な背景によってさまざまなバリエーションがあるのに似てるのかなと思います。
そうなるとその人が馴染んでるシュトーレンというのが存在して、それを修行先で教えてもらい身に付けた人にとってはそのシュトーレンのレシピは自分の修行時代の懐かしやさ思い出と重なり、親から子へと伝わったレシピだったらそれを教えてもらった当時の記憶、食べていた時の風景を呼び覚ますある思い入れのある食べ物にシュトーレンがなっていくのだと思います。
シュトーレンに関して色んな文献やレシピを調べていくと思い入れの詰まったエピソードに当たる事も珍しくなく、それはその人の思いの分だけ気持ちが熱くなった証拠のようで、あたかもシュトーレンに喋らせられてるかのように感じます。
そういうエピソードを聞くと、そのぐらいシュトーレンは時代を越えて色んな人が自分の背景に重ねて作り続けてきたものなんだなぁ、とあったかい気持ちになります。
今回はシュトーレンの伝わり方、エピソードについてお伝えしました。
こうしてシュトーレンを紐解くことでクリスマスまでの期間を楽しんで過ごしてもらえたらと思います。
また明日もシュトーレンの楽しみ方についてお伝えしていきますね。
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました!
では、また明日に。
2023年10月9日