シュトーレンの楽しみ方日誌5~作るときに気をつけてる事~

こんにちは、前です。
ブログの毎日更新も今日で5日目!
なんとか無事に続いてます🙂

今日はシュトーレンを作る時に気をつけてるポイントについてお話しします。

写真:焼きたてのシュトーレンです。

色んな種類のあるシュトーレンですが「パン屋さんのシュトーレン」と「お菓子屋さんのシュトーレン」にざっくりと分ける事ができます。

お菓子作りで生地を膨らませる時に、ベーキングパウダーや卵白の力を使う事はありますが、酵母を使う事はあまりなく、シュトーレンは酵母を使って作るお菓子なのでちょうどパンとお菓子の中間くらいにありお菓子屋さんも作ればパン屋さんもシュトーレンを焼いています。

その酵母を使うというのがシュトーレンを作る時にいつも気をつけてるポイントです。
水分量や温度、仕込み水、粉の割合や砂糖の量、酵母の量をどうするかなど何度も試作しては配合を決めています。

そしてもうひとつポイントなのが、カゴノオトのシュトーレン特有のフレッシュさです。
オーソドックスなシュトーレンはドライフルーツを使う事が多いのでその分水分量は多くなく生地も扱いやすいです。
カゴノオトのシュトーレンは四万十の素材ありきで、それらをラム酒に漬け込んだり、粗糖に漬け込んだり、セミドライにして火入れをしたりして加工しています。

素材の味わいを楽しんでもらいたくてお作りしているので、どうしても果物のフレッシュさがあるのでその分扱いは難しくなってきます。

ただそのフレッシュさがある事で熟成行程で生地に果物の味わいが移りしっとりしたおいしいシュトーレンに仕上がります。

酵母は水分があり過ぎると動きがわるくなるので、毎年何度も試作をしてはシュトーレンをお作りしていて、今年のカゴノオトのシュトーレンもおいしくできました。

今日はシュトーレンを作る時に気をつけてるポイントについてお伝えしました。

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。
また明日もシュトーレンの楽しみ方について書いていきますね。

動画はこちら。

2023年10月7日

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