-お菓子の神社を訪ねて和歌山へ!!-MAIL MAGAZINE vol.150
和歌山県にあるお菓子の神社にお参りしてきました。
こんにちは。カゴノオトスタッフのあきです。
9月に入り、四万十では朝夕随分と過ごしやすくなりました。
栗や新米も良心市や産直に並び始めて、秋のはじまりを感じさせます。
先日、小清水と前が関西方面に出張に行った際、前から気になっていた場所、和歌山県海南市にある橘本神社というところに行ってきました。
この神社、なんとお菓子の神様が祀られているというのです。
写真:和歌山県海南市にある橘本神社です
ネットで調べてみると、その昔、「たぢまもり」という人が、不老不死の実を持ってくるようにと第11代垂仁天皇に命じられて持ち帰った植物が橘(たちばな)で、これはみかんの祖先と言われています。*1
「植物学者・牧野富太郎博士によれば"日本唯一の野生原種の柑橘”」なのだとか。*2
砂糖などがなかった時代、人々はこの橘を干したり乾かしたりして、お菓子として食していたのだそうです。
「たぢまもり」が祀られているのが橘本神社で、このような歴史からみかん発祥の地、お菓子の神様を祀った場所として知られています。
今年も皆さんにおいしいシュトーレンをお届けして喜んでいただけるよう、しっかりお参りしてきました。
お札も買ってきたので、カゴノオト工房に早速貼っています。
橘を加工してお菓子として食べていたというエピソードは、四万十の素材を粗糖やラム酒に漬けて保存し、シュトーレンに焼き上げるというのと共通点があって、遠い昔の人たちに親近感が湧きました。
参考文献
*1海南市ホームページ
海南市ホームページ こちらをクリック
*2養命酒ホームページ
養命酒ホームページ こちらをクリック
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シュトーレンの仕込みも終盤を迎えていて、カゴノオトは1年で1番忙しい時期に突入です。
今後、こちらのメルマガでも、そんな現場の様子をお伝えしていきますね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
2023年9月9日