シュトーレンをそのまま食べる以外の楽しみ方
こんにちは。カゴノオトスタッフのあきです。
去年の9月以降、繁忙期により旅日記が一時出航停止になってしまっていました。
あっという間に2月、節分を迎えて、明日は立春ですね。
我が家の庭にはヘビが現れ、生き物が動き始めている気配を感じます。
シュトーレンの発送作業が始まってからこれまで、皆さんの元にお届けしたシュトーレンの感想ハガキを沢山いただいています。
それぞれの場所でいろいろなクリスマスの時間があったことと思いますが、その傍にカゴノオトのシュトーレンがお供させてもらったことを、ハガキを読みながらスタッフ一同、嬉しく思っています。
1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレンの賞味期限は、発送日から60日間となっています。
年末近くにお届けした分は、2月末までご賞味いただけます。
「あっという間に食べてしまいました!」「クリスマスまで持たない〜!」という感想も多くいただき、それも大変ありがたいことですが、もしまだお手元に残っている方のために、今月は、シュトーレンをそのまま食べる以外の楽しみ方をご案内したいと思います。
◆シュトーレンをそのまま食べる以外の楽しみ方
その1.ほんのり温めてしっとり感アップ
Photo by Dan Meyers on Unsplash
シュトーレンは、日毎に素材の風味が増して、味わいが深まっていきます。
皆さんの元には、焼き上がってから日数を置き熟成した状態でお届けしますが、開封後も熟成が進んでいって、味も少しずつ変わっていきます。
冷蔵保存をおすすめしていますが、食べる時には少し温めて召し上がっていただくのもおすすめです。
温めるときのポイントは、しっかり焼かないこと。もちろん油もしかずに。
熱したフライパンの火を消したあとにスライスしたシュトーレンを置いて蓋をし、数分待つくらいの感じです。
ほんのり温めると、素材の味がますます引き立って、生地もしっとりふっくら!
いつもとは違った食感や味わいで、シュトーレンのイメージが覆る意外なお味になります。
その2.じっくり焼いてビスコッティに
カゴノオトの商品に「11種の四万十素材がつまったシュトーレンビスコッティ」があります。(現在品切れ中)
季節限定のシュトーレンを通年でお楽しみいただくために、固めに焼いて歯応えのあるお菓子に仕上げました。
ちなみに、ビスコッティはイタリア生まれのお菓子。(こちらについても旅日記でいつか取り上げてみたいと思います。)
Photo by Jonathan Pielmayer on Unsplash
ご家庭のオーブンでも、110度で1時間半じっくり焼くと、ビスコッティになります。
熟成された状態で焼くので、素材の風味や旨味がぎゅぎゅっと閉じ込められて、噛めば噛むほどおいしいです。
普通のビスコッティ同様、コーヒーやミルクティに浸して食べるのも一風変わった楽しみ方ができるかもしれません。
おうちにオーブンのある方はぜひ一度お試しを。
その3.With◯◯◯
Photo by Iñigo De la Maza on Unsplash
1年かけた四万十の旬でつくるシュトーレンは、素材の味や歯応えなどを一番に楽しんでいただきたいため、四万十町産、農薬不使用の生姜以外のスパイスを使用していません。
そのため、パングラタンやフレンチトーストなど、さらに手を加えるアレンジレシピにするには、お値段的にもちょっともったいないと言うのが本音です。
でも、お茶やコーヒー、ワインと楽しんでいただくのと同様に、お皿に少し、クリームチーズや、キウイやいちごなど秋冬のフルーツなどを添えて召し上がっていただくと、さらに贅沢なお茶の時間になリます。
かくいう私も、クリスマスの日には、お皿にシュトーレンと、スタッフY UFUさんが作ってくれたアイシングクッキーを並べて、紅茶と一緒にいただきました。
2022年もシュトーレンを軸に、世界中を旅するような気持ちで旅日記を書いていけたらと思っています。
皆さまお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
カゴノオトスタッフ 刈谷明子
徳島県出身。
徳島→東京→高知→四万十
東京の大学卒業後、高知の出版社で働いたのち、
NPO法人高知こどもの図書館で勤務。
その後、結婚を機に四万十へ移住。
現在、カゴノオトで受注や事務の仕事を担う。
認定NPO法人高知こどもの図書館理事。
2022年2月3日