人それぞれの時の刻み方
おはようございます、前です。
四万十は朝晩の冷え込みもやわらいで、
外ではウグイスの鳴き声を耳にするようになりました。
少しずつ春らしくなってきましたが、みなさんの所はいかがでしょうか。
先週はいちご農家さんのところにいちごを買いに行かせてもらいました。
いちご農家の武内さんの畑は大きな山と川が雄大な景色を織りなす四万十川沿いにあります。
以前伺った時は収穫前で畑は一面緑の葉っぱが広がっていましたが、
今回は収穫真っ最中で真っ赤ないちごがたくさん実っていました。
久しぶりにお会いした武内さんはいちごの話を聞かせて下さったり、
不揃いないちごをたくさんおまけして下さったりと、相変わらずお元気そうでほっとしました。
景色のせいなのか、いちごのせいなのか、武内さんのお人柄なのか
毎回いちごを買いに行かせてもらう時は時間の流れがゆっくりと感じられます。
人それぞれ色んな大きさや色んな形の時計で時を刻んでいて、
自分の時計と違う時間の刻み方をされてる方に会うと気付かされたり、
気持ちがちょっとほっとしたりするのかもしれません。
カゴノオトは日々バタバタとしてますが、そんな中でもこちらの景色をお伝えしたり、
日常の一コマをお伝えしながら楽しい時間をお届けできたらなと、思った事でした。
昨日は春シュトーレンを作って、今日は工房の改装、焼菓子の仕込みと盛り沢山な1日になりそうです。
春シュトーレンは先日買わせてもらったいちごがたくさん入って
生地はうっすらとピンクに色着いていました。
こちらももう少しして桜が咲き始める頃にはウェブサイトで買えるように整えていきますね。
今日も読んで下さってありがとうございました。
また!
2021年3月13日