カゴノオト探訪記 その7〜豆匠庵@高知市春野 見学に行かせてもらいました
昨日に引き続き今日も探訪記。
昨日記事にした高知市長浜にある「土佐蒲鉾」の耒國さんにご紹介頂いて近くにある「豆匠庵」さんというお豆腐やさんに連れて行ってもらいました。
豆匠庵さんの作る「食べる豆乳 soy make」という豆乳は大豆の風味と甘みがしっかりと感じられて今年開催された「『にっぽんの宝物』ジャパングランプリ2017」で最高賞のグランドグランプリに輝いた商品。
何のアポも取らずに伺ったのですが丁寧に接して下さって、お忙しい中お豆腐を作ってる所も見学させてもらえる事になりました。
大豆から絞った豆乳を温めて型にいれる前の様子。
容器の中で温めて少し固まった豆乳を崩して
型にあけて混ぜて
その後は蓋をして
上から圧をかけて
豆腐の形に成形していくそうです。
一連の工程は正確に淀みなく行われ、何度も何度も繰り返された無駄のない動きの背景には、大豆を「豆腐」「豆乳」にしていくまでの膨大な手間や技術や経験や知識が必要とされるんだろうな、と思いました。
それと同時にそれを商品として流通させていくには、適正な賞味期限を割り出す労力や新たなパッケージ方法を試していく努力、商品の中身とリンクするようなパッケージデザインの開発や販路を開拓していく地道な作業も必要になって来てそれを豆匠庵のご夫婦2人でされてて凄いなぁと思いました。
豆匠庵さんの豆乳は今度シンガポールで開催される日本の食を紹介するイベントでも紹介されるそうで、豆匠庵さんのように丁寧にこだわりを持って商品を絞っていく事の強みを感じました。
それと同時にカゴノオトのように焼菓子、カフェ、企画と商品を絞れてないなら絞れてないなりに自分達なりのやり方で複合的に展開していける強みも感じました。
いずれにしても土佐蒲鉾さん、豆匠庵さんの地道に丁寧に事業に取り組んでらっしゃる姿勢を見させてもらって得る物の多い一日になりました。
美味しいお豆腐を食べたい時は是非豆匠庵さんのお豆腐を。
カゴノオト探訪記、今回はこれにておしまい!
2017年9月27日