引っ越しはコロッケを作るようなもの

カゴノオトは改装工事もしてますが、ただ今引っ越し作業真っ最中でもあります。

引っ越す事は前から決まっていたので大変にならないように年明けから少しずつ次の場所へ荷物を運び込んできましたが、未だ終わらずそろそろ足掛け1カ月くらい引っ越し作業してます。

「引っ越しは大変だ」と前から思っていましたが、実際何が大変なのかが薄々分かってきました。

引っ越しはコロッケを作るようなものでした。

、、、、、えーと、、こんな書き方をされても分からないと思いますので詳しく説明します。

コロッケはご存知のように食べ物ですが、コロッケの油断ならない所は2回料理をしないといけない所です。

第1段階に野菜や肉を下ごしらえして火を入れたり、炒めたり、混ぜたりして中身を作る作業があります。

カレーとか焼きそばとかはだいたいこの第1段階で食べられるようになりますが、コロッケの場合はこの段階ではまだ中身なので食べられません。

次に衣を付けるという第2段階、油で揚げるという第3段階を経て見事コロッケとして食べる事ができます。

すごい手間がかかってる割にはびっくりする程安いので、あんまり手間がかかってる感がしないのは残念ですが、引っ越しも同じで「引っ越し」と一口に言いますが実際には

1、荷造り

2、引っ越し当日の荷物運び

3、荷ほどき

と、3段階の工程を経るのですごい手間がかかります。

「引っ越し=ダンボールで荷物を運ぶ」といういくらい引っ越しを考える時は引っ越し当日がクライマックスな気がして達成感も味わえますが、実際はそれに向けての荷造りや車や人の手配、住んでいた場所の片付けや次の場所に運び込んでからの荷ほどきや役場への手続きなど、準備や片付けなど下ごしらえに膨大な時間がかかります。

引っ越しのクライマックスである「引っ越し当日の荷物運び」にピークを持ってくると後半の荷ほどきや手続きで息切れしてしまいます。

尚且つカゴノオトの場合は新しい工房も改装中で、言うならコロッケの衣で使うパン粉のパンをこれから焼き始めるようなもので、料理の段取りとしては最悪のパターンですが日程的に致し方ないので、工房に入れる荷物はとりあえず家の中に仮置きして工房の改装に着手していました。

動画や写真では、やってる感もありますが、実際はずーっと見た目にも気持ち的にも片付かない状態の中で作業をしていました。

そんな作業を地味に進めて先日ようやく山を越えられたのか、こうやって文字にする事ができました。

渦中にあるとなかなか言葉にする事は難しいですね。

そんなこんなで3月オープンに向けてもう一踏ん張りやっていきます。

オープンの日が決まったらこちらでまたお知らせします。

2019年2月17日

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