四万十の秋、シュトーレンの香りMAIL MAGAZINE vol.212-
生地をまとめてシュトーレンの形に整える
こんにちは。カゴノオトのあきです。
四万十では彼岸花があちこちに咲いて、虫の音や涼しい風が秋を知らせてくれています。
カゴノオトの工房で、9月に入り日々進めているシュトーレン製造。
いよいよ製造における最後の工程に取り組んでいます。
いつもは事務室で作業している私も、成形の時にはヘルプに入ることがあります。
成形と焼成の作業は、4人で行うとスムーズに進みます。
1人は生地の計量(主に店主の前が担当)、3人が成形という役割分担です。
まず、生地と11種類の素材を大型のミキサーで混ぜ合わせて、1本分の分量を計量。
ひとかたまりになった生地を自家製のシートの上で伸ばしていきます。
柔らかい生地を伸ばしていく時、1年分の四万十の素材が入っているのを見ると思いもひとしお。
伸ばした生地の上に、12種類目の素材、四万十の栗をのせて折りたたみます。
12種類の素材が具沢山に入っているので、シュトーレンの形に折りたたむとブルーベリーや小夏、干し芋が生地からはみ出てしまうことも。
そのまま焼いてしまうと焦げやすいので、表面に素材が出ないように生地の中に入れていきます。
また、焼成の過程で生地が膨らむので、焼き上がりの形をイメージして成形することも大切。
1本1本、予約してくれているお客様のことを思い浮かべながら形を整えていきます。
オーブンに入れて焼き上がったら、焼きたてシュトーレンの香りが工房に漂います。
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2024年9月20日