カゴノオト探訪記その6@高知市長浜「土佐蒲鉾」

昨日は高知市長浜にある「土佐蒲鉾」さんへ見学に行かせてもらいました。

土佐蒲鉾さんは練り製品には欠かせないと思われている添加物をひとつひとつ使うのを減らしていって、極力添加物を使わず自然の味を大事に練り製品を作ってらっしゃっる素敵な企業です。

高知市内にある「よろづ支援拠点」さん主催のセミナーでお会いしたのがきっかけで、先日社長の来國さんと奥さんの恵子さんがカゴノオトに来て下さった時に見学に行かせてもらいたいですとお話しして今回伺わせてもらいました。
自分達が手探りで少しずつ大きくしてきたお菓子作りをしている最中にふと「大きな所ってどんな風にしてるんだろう?」と感じる事が多くあります。
例えば製品を作っていく工程の中で製品以外のものが混入するのをどうやって防いでいるのか、とか、夏場や冬場の温度管理はどんな風にされてるのか、とか、製品の包装はどんな規模でされてるのか、などオーブン一台からお菓子作りを始めて少しずつ大きくしてるカゴノオトのような小規模の製造業では想像つかないたくさんの「?」を知りたくて伺わせてもらいました。
案内して下さったのは来國恵子さん。
いつも元気で立ち姿の綺麗な素敵な方。
まず工場の入り口にあったのがエアシャワー。
穴から強い風が吹き出して服についた髪の毛やホコリを取り除く部屋になってます。
カゴノオトではコロコロをコロコロして髪の毛や埃をとってますが、こんな部屋があったらコロコロをコロコロする事なく綺麗に取れるので「工場って凄いな。。」と驚きました。
そしていざ工場の中へ。
沢山の方が忙しそうに働いてらっしゃいました。
カゴノオトでは製造する時のユニフォームは決まっていませんが、白衣を着て髪の毛も入らないよう帽子を被って作業されてるのを見て、ユニフォームを決めて異物を混入させない工夫をしていかないとなと思いました。
この部屋では練り物の「練り→成形」と火入れ前の工程の作業をされてました。
こちらは「さくら」という製品を作ってらっしゃる所。
続いてはちくわを作る機械の部屋へ。
とにかく大きくびっくりしました。
各工程はこんな感じに。
成形。
写真を撮り忘れた箇所もありますが、長い工程の中の焼きの部分。
焼き上がり。
続いては隣の梱包する部屋へ。
先ほどのちくわが梱包されてます。
ちくわを製造する以外の部屋は温度管理がきちんとされてて、カゴノオトの厨房のように暑くなくて作業環境を整えるのも大事だな、と思いました。
土佐蒲鉾さんの工場見学を終えて規模の違いに終始驚きっぱなしでたが、カゴノオトのように小さな所の人にも丁寧に接して下さる来國恵子さんて素敵な方だなと思いました。
製品を作るのも「人」だなと思い、来國さんの分け隔てなく人と接されている姿を見て改めて人とのご縁を大事にしていこうと思いました。
この後はお近くの「豆匠庵」に連れていってもらいました。
お土産も沢山頂いて帰り際に「土佐蒲鉾セット」を買わせて頂きました。
土佐蒲鉾さんのウェブサイト。
美味しい練り製品を食べたくなったらぜひ『土佐蒲鉾」さんへ!
土佐蒲鉾さんの探訪記はこれにておしまい。
明日は春野にある「豆匠庵」さんの記事を書きます。
お楽しみに!

2017年9月26日

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