十和地区に思いを寄せて

こんにちは。

カゴノオトの前です。

先日のカゴノオトの店舗移転の記事にはほんとにたくさんの反響がありました。

東京から四万十に引っ越して何もかもが初めてで色んな事を学ばせてもらったのが四万十町の十和地区でした。

初めて訪れたのは2011年5月。

東日本大震災の混乱も続く中、かすかな繋がりを頼りに東京から飛行機とレンタカーを乗り継いでやってきました。

大きな山が幾重にも連なりその間を縫うようにゆったりと流れる四万十川は野田知佑さんの本で読んでいた景色そのままで、嬉しくて寒いけどとりあえず泳いでいました。

泳げる川があるのに加えそこで営まれる暮らしも昔ながらのものが残っていて、その光景に心打たれて「これからここでやっていこう」と気持ちを強くしました。

実際に暮らしてみると自然の豊かさもさる事ながら、暮らしている人の生活力の高さと味わいあるキャラクターに驚きました。

屋根の修理や水道の修理、家の改装はお手のもの。

それらを生活の中で当たり前のようにこなしながらも、みなさんそれぞれ得意分野があって魚を捕まえたり、野菜を育てたり、飲み会で場を盛り上げたり、祭りで歌を歌ったり、踊ったり。

それは季節を知らせる花が咲くように場面場面で人の魅力が花開いて、人の温かさと地域が育む底力のようなものに触れられた時間でした。

田舎と呼ばれる地域では随分前から過疎が叫ばれ、さまざまな問題提起がなされ厳しい視線を向けられる事も多いですが、人の温かさとその地域が育んできた底力は本物で十和地区で暮らす事が出来て本当によかったです。

そんな大切な時間を過ごした場所を離れることは寂しいですが、またちょくちょくと訪れてこれからも何かしら繋がって行きたいと思っています。  

今日は十和地区に思いを寄せた記事でした。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

2019年1月22日